2013/12/11

同僚が突然解雇された

今朝のこと。出社したら、上司に「XXさんはもう会社に来ないから」と言われた。昨日私が帰った後で解雇通告したらしい。

何の前触れもなかったので驚いた。

会社が必要とするソフトスキルを持っていなかったというのが解雇の理由らしい。

例えばどういうことかというと


  • 能動性に欠ける...何かわからないことがあった時に、調べたり人にアドバイスを求めたりせずに「できません」と言うことが多かった。
  • コストを意識しないで仕事している...二度手間になるような仕事の仕方をしていた。
  • ネガティブである…フィードバックに対して言い訳することが多かった。


というようなこと。一緒に働いていたので、どれも、思い当たるところが色々ある。

入社した時点でまだ新卒2年目くらいだったので、これから数年かけて学んでいけるかもしれないけれど、いかんせんうちは小さな会社なので、その人に数年かける余裕がないということだ。

実は、同僚が突然解雇されるのは初めてではなくて、今年の4月にも同じようなことがあった。

こういうことがあると、明日は我が身かもしれないとヒヤヒヤする。

今の仕事は自分がやりたいと思っていた分野で、毎日全力投球しているし、楽しんで仕事ができているから、解雇されたら結構辛いだろうなあと思う。

というか、そもそも、解雇されたことがないから、どんな仕事だったとしてもショックがでかいだろうな。

日本と違って解雇しやすい環境なので、もしも自分が解雇されてしまったら、多少は落ち込むかもしれないけれど、それを機にもっといい仕事を見つけるくらいのタフさがないとやっていけないのかも。









2013/12/10

今度は30日間禁酒することにしました。

11月の末に誕生日を迎えました。
ありがたいことに、その周辺で誕生日祝いの宴会をいくつか設けていただいて、たくさんお酒を飲みました。

立て続けに飲み過ぎたので、少し肝臓を休ませようと思い、12月2日から禁酒を始めました。
例によって30日間続けることが目標です。今のところやっと9日経過です。

夫が下戸なので日常生活における飲酒の誘惑が非常に少ないのですが、それでも飲めないとなると飲みたくなってしまうもので、毎日毎日お酒が飲みたいなーと思いながら過ごしています。

12月中はお酒を飲まず、1月1日になったら美味しいお酒を飲みながら新しい年を迎えたいと思っています。

12月といえば、忘年会、クリスマスパーティのシーズンですが、幸いにも飲み会やパーティの予定は一切ありませんので、なんとか乗り切ることができそうです。










2013/12/08

30日間のグルテンフリー生活を終えて

少し時間が空きましたが、30日間グルテンフリーの食事を続けてみた感想をまとめてみます。

私にはグルテンフリーが体質的に合っていたのか、30日間で嬉しい体調の変化を実感することができました。また、体調の変化以外にも、色々と面白い発見があり、始める前に予想していたよりも楽しく30日間を過ごしました。


30日間グルテンフリーを続けて得られた3つの嬉しい効果

1. むくみが楽になった

グルテンフリーを始めてわりと早い段階で実感していましたが、脚のむくみ、特に膝から下のむくみがとても楽になりました。これが一番嬉しかった効果です。
靴を履いてきついと感じることもなくなったし、細身のパンツが少しだけゆるくなりました。


2. 肌の調子が良かった

グルテンフリー期間中は、いつも肌が荒れやすい生理前にも、ずっと肌が落ち着いた状態が続いていました。これはグルテンを抜いた効果というよりも、パンに塗るバターなど乳脂肪の摂取が減ったからなのかもしれません。
というのも、30日間のグルテンフリーが終わったすぐ後で、フランス人の友達が作ってくれたチーズフォンデュを食べたら、翌日いきなり吹き出物が3つもできてしまいました。。。チーズは乳脂肪たっぷりなので、あまり調子に乗って食べない方がいいなと思い知りました。

3. 体重が微妙に減った

これは誤差の範囲かな…という程度ですが、始める前に比べると30日経過後の体重は1kg減りました。同じ食事を食べていた夫も体重が2kg減っていました。
「グルテンフリーだから」というのを言い訳にポテトチップスを食べたりしていたので、体重が減ることはあまり期待していなかったんですが、むくみが楽になった分だけ体から水分が減ったのかもしれません。


意外なものにグルテンが含まれていることがわかった

グルテンが入っている食べ物といえば、パン、パスタ、クッキーやケーキなど、小麦粉から作っている食べ物を思い浮かべますが、実は調味料でもグルテンを含むものがあり、加工食品には結構な割合でグルテンが入っていることが多いのです。これはグルテンフリー生活を始めたことで食品表示をよく読むようになって知りました。
例えばソーセージやハムなどの食肉加工品や、冷凍のフライドポテト、サラダ用のドレッシングなどなど、本当にたくさんの食品にグルテンが含まれています。
私は期間限定のグルテンフリー生活でしたが、もしも自分がアレルギーだったら迂闊に外食や買い食いができないなあと思いました。
グルテンフリーのベーコン

ストレスをためないように気を付けていたこと

グルテンフリー生活に挑戦する上で一番心配だったのは、食べられないものが多いのでストレスがたまってしまうんじゃないかということでした。なので、ストレスをためないよう、食べられないものが多い分、食べられるものをいかに美味しく食べるかに意識を向けるよう気を付けていました。
例えば、お米を食べる回数が増えたので、少し前に購入した炊飯用の土鍋を使って、毎日炊きたてのご飯を食べるようにしました。土鍋で炊くとご飯がつやつやして一段と美味しいんですよね。おこげもできて、最高です。


土鍋で炊くご飯は格別です
食べられるものに制約がある中で、どんな料理が作れるかな?どんな食材が買えるかな?と考えると、新しい献立に挑戦してみたり、これまで使ったことがない調味料を買ってみようという気持ちにもなって、なかなか楽しく自炊することができました。


まとめ

たった30日間グルテンフリーを試しただけでも、むくみが楽になり、肌の調子が良くなり、体重もちょっと減るという嬉しい効果がありました。また、思っていた以上に多くの食品にグルテンが含まれていることがわかったのは面白い発見でした。食べられないものが多い中でも、食べていいものをいかに美味しく食べるか工夫することで、楽しく、ストレスなく30日間を続けることができました。
グルテンフリーの食生活をずっと続けるのは難しいと思いますが、30日間続けてみたことで、普段の食生活を見直す良い機会にもなりました。思った以上に体調の変化を感じられたので、半年に1回くらい、また期間限定で挑戦したいと思います。



2013/11/23

グルテンフリー生活 間食編

前回はグルテンフリー生活の外食編を紹介しましたが、今回は間食についてです。
グルテンフリーのスイーツ専門店やオーガニック系スーパーに行くと、グルテンフリーのクッキーやマフィンなどがたくさん並んでいます。でも、ちょっとお高いんですよね。それに、敷居が高くて、なかなか気軽に買いに行けなかったり… 。
ということで、今回は、特別なお店に行かなくても買えるグルテンフリーのおやつをご紹介します。

LARA BAR



アップル味とピーナツバター味
 LARA BAR はドライフルーツとナッツでできているバータイプのお菓子です。小麦由来の成分はもちろん、添加物も砂糖も使われていません。
これは、家の近くのドラッグストアでグルテンフリーのお菓子はないかな?と探していた時に見つけました。お店にはアップル味とピーナツバター味が置いてあったので両方買ってみました。

中身はこんな感じ、ナッツがぎっしり入っています
ナッツがぎっしりで食べ応え十分、腹持ちもとても良いです。忙しいときの朝ご飯にもいいかもしれません。


お煎餅


日本から遊びに来た友達が買ってきてくれたお煎餅

お米でできているお煎餅やおかき。味付けに使われるお醤油やアミノ酸系の調味料は小麦が使われていることが多いので、少しのグルテンでも体調が悪くなってしまう場合は避けた方が良さそうです。でも、健康目的でグルテンフリーを試してみようと思っている人、自分の食生活からグルテンの量を減らしたいという人なら問題ありません。
写真のお煎餅は日本からバンクーバーに遊びに来た友達がお土産に買ってきてくれたものですが、お店で手焼きしているだけあって、とても美味しくて、もったいないので本当に少しずつ大切に大切にいただいています。
バンクーバーでもアジア系スーパーや日本食品を取り扱うお店でいろんなお煎餅が比較的気軽に購入できるのが嬉しいですね。

ポテトチップス


メープルベーコン味のポテトチップス 味は想像にお任せします
ポテトチップスはカロリーが高く、ジャンクで不健康なイメージが強いですが、グルテンを含まないじゃがいもからできているのでグルテンフリーです。
調味料にもよりますが、グルテンフリーのものはパッケージをよく見てみると「Gluten Free」と書いてあります。
写真は厚切りで美味しいKettle というポテトチップス、いろんな味がありますが、スーパーで見てみたところ全種類のパッケージに「Gluten Free」と書いてありました。カナダならではの味(?)ということで、メープルベーコン味なんていうのもあるんですね。
無性にジャンクなものが食べたくなってしまったら、グルテンフリーのポテトチップスをおすすめします。ただし、ダイエット目的でグルテンフリーに挑戦する場合は、辞めておいた方が無難です。

ビール



最後に、これは間食とはちょっと違いますが、グルテンフリーのビールを紹介します。
お酒が好きな私にとって、このグルテンフリーで何が一番つらいかってビールが飲めないことなんです。
でも、パスタとかクッキーとか、グルテンフリーのものが色々あるんだから、きっとグルテンフリービールもあるだろうと探してみたら、意外と簡単に手に入ることがわかりました。写真の Omission というビールは BC リカーストアで購入できます。6本でおよそ$17とちょっと高めなところがネックですが、味の方はかなり美味しいです。

ただし、このビールは大麦から作られていて、製造の過程でグルテンを取り除いているそうなので、セリアック病の患者さんたちの間では本当に安全なのかどうか疑問の声もあがっているようです。
こちらのブログ記事では150以上のコメントが寄せられて大きな議論になっています。Should Celiacs Drink Omission Beer? http://glutendude.com/gluten/should-celiacs-drink-omission-beer/
ということで、グルテンで体調が悪くなってしまう方は慎重になった方がいいかもしれません。


以上、グルテンフリーでも楽しめるおやつ(とビール)をご紹介しました。
私は普段からどちらかというと辛口のものが好きで甘いものはあまり食べないので、しょっぱいものを中心にご紹介しました。バンクーバーにはグルテンフリーのスイーツが食べられるお店もたくさんありますし、チェーンのコーヒーショップでもグルテンフリーのお菓子を取り扱うお店もありますので、甘い物が気になる方はぜひ試してみてください。

グルテンフリー生活 外食編

グルテンフリーを実践しようとすると、自炊している分には自分で食材選びに気をつければ良いのですが、外食になると細かいところまではコントロールできないのが難しいです。家族や友達と外食する時にグルテンフリーのお店じゃないと…と気を遣わせてしまうのは避けたいところですが、バンクーバーにはグルテンフリーメニューに対応しているお店がたくさんあるので安心です。
今回はグルテンフリー期間中に私が外食で利用したお店を紹介します。

平日のランチ編

Shizenya
http://shizenya.ca

自分でお弁当が作れればベストなのですが、忙しかったり面倒くさかったりで作れないことも多く、職場の近くにあるShizenyaさんによくお世話になっていました。
Shizenyaさんは玄米を使っているお寿司屋さんです。寿司ファンが多く、健康志向の強い人も多いバンクーバーではかなり人気の高いお店のようです。
最初は「お寿司に玄米なんて...」と思っていましたが、Shizenyaさんの玄米は皮が破れて中の白米の部分が表に出ている炊きあがりなので、柔らかく粘り気もあって、これがなかなか美味しいんです。

お寿司以外にも、カレーや照り焼きチキン定食などのメニューもあって、色々選べるのが嬉しいです。グルテンフリーのものはメニューにしっかりと記載していあるので安心です。

ランチのカレーコンボ 

休日のブランチ編

ACME cafe
http://www.acmecafe.ca

私はもともとパンよりお米の方が好きなので、30日くらいならパンを食べなくても平気だろうと思っていました。でも、グルテンフリー生活を始める前はほとんど毎日のようにパンを食べていたためか、しばらく食べないでいたら「どうしてもパンが食べたい!」と思うようになってしまいました。

ということで、お休みの日にグルテンフリーのパンを使ったサンドイッチが食べられるお店に行ってきました。

お店の外観


ACME Cafe は、ガスタウンの中でもチャイナタウン寄りの場所にあるカフェです。休日はブランチを楽しむお客さんで賑わっています。このお店では全てのサンドイッチのパンをグルテンフリーに変更することができます。

私はベジサンドイッチのパンをグルテンフリーに変えてもらいました。
サイドメニューは、スープ、マカロニチーズ、ポテトチップス(!)の中から選べるのですが、ウェイトレスさんが「グルテンフリーのメニューが良ければ、ハッシュドポテトかフルーツの盛り合わせでも大丈夫だよ」と言ってくれたので、フルーツを選びました。

グルテンフリーのパンで作ってもらったベジサンド

グリルされたサンドイッチは、ローストペッパーやズッキーニ、マッシュルームが入っていて、ベジとはいえかなりのボリュームでした。美味しくて食べ応えもあってかなり満足です。

一緒に行った夫は、ブルーチーズ入りのオムレツにグルテンフリーのトーストを添えて食べていました。写真を取り損ねてしまいましたが、そちらもとっても美味しそうでした。


友達と晩ご飯編 


Cafe Luxy
https://www.facebook.com/pages/Cafe-Luxy/128775357146575

ここは Davie Street にあって、ずっと前から気になっていたお店です。お店の前に「グルテンフリーはじめました」という看板を出していたので近々行ってみようと思っていたところ、友達から「Davieに美味しいパスタのお店があるから行こうよ」と誘ってもらったので行ってみました。

お店の看板に「グルテンフリーはじめました」
お店に入ると接客をしてくれたお姉さんが「こんにちは!」と日本語で挨拶してくれました。「昔阿佐ヶ谷に住んでたのよ〜」とのこと。まさかバンクーバーで中央線沿線の話をするとは思いませんでした。

スパゲティプッタネスカをグルテンフリーでお願いします、と注文して出てきたのが写真のパスタ。スパゲティではなくて短いペンネです。どうやらグルテンフリーのパスタは今のところペンネのみ扱っているようです。
今のところグルテンフリーはペンネのみの様子
味の方は塩気が強めで私好みの(ワインに合う)味でした。パスタと一緒に頼んだホットブロッコリーのサラダもとっても美味しかったです。

パスタを出しているお店は、お願いするとグルテンフリーパスタに替えてくれるところが結構あるみたいです。どこのお店でも大体$1〜$2 と、ラーメンのトッピングと同じ位の値段で対応してくれます。



ということで、平日のランチ、休日のブランチ、それから友達との外食で訪れたお店を紹介しました。ここで紹介したお店だけでなく、バンクーバーでは、本当にたくさんのお店でグルテンフリーのメニューが食べられます。メニューに「Gluten Free」や「GF」などと記載があったり、またメニューに書かれていなくても、お店の人にグルテンフリーのメニューはあるか聞いてみると色々と教えてくれます。
グルテンフリーが気になっている方は、まずは今度外食する機会にグルテンフリーのメニューを探して試してみてはいかがでしょうか?




2013/11/02

グルテンフリーダイエット20日とちょっと経過!の中間報告

さて、気付いたらグルテンフリーを始めて20日とちょっと経過していました。
ゆるーく挑戦しているので、そこまで頑張っている感が無く、気付いたらこんなに時間が経ってしまいました。
30日間があっという間に終わってしまいそうなので、ひとまずここで中間報告をして、最後までやり通すやる気を奮い立てたいと思います。


とりあえず朝ご飯の支度が面倒くさい



いきなり面倒くさい話で恐縮です。開始10日目にも全く同じことを言っていますが、何よりも一番実感しているのがこれです。今まではパンをトーストしてバターを塗って、余裕があるときは卵やサラダもつけて、という朝ご飯でした。パンが食べられない今、お米やキヌアの朝食を支度しようとすると、朝今までよりも早く起きるか、前日から準備しておく必要があります。さっさっと朝食を用意して食べていた習慣がなかなか抜けず、面倒くさくて朝食を食べずに出社することもしばしば。おなかがすいてあんまり良くないですね。



相変わらず、いつもよりむくみが少ない

グルテンフリーを始めてすぐに、びっくりするほどむくみが楽になったのを実感していました。しかし、ここ数日はちょっとむくんでダルいかなーという日が。。。というのも、そろそろ生理が始まるタイミングなのです。私は生理前になるど身体がむくみやすく、体重も増えてしまうので、この時期はある意味仕方ないといえば仕方ないかな?
でもいつもの生理前に比べたら、むくみが全然軽いし、体重も増えずにキープできてきます。これは自分的にはかなり効果があると言えます。

肌の調子が良い

これはちょっと新しい発見です。
私は生理前にむくんで体重が増える、と書きましたが、それに加えて生理前になると肌が荒れてしまうことが多いんです。毛穴が詰まってしまったり、吹き出物ができてしまったりしてしまいます。しかも、今は11月。オフィスでも家でも暖房の影響で肌が乾燥しやすくなっている時期です。乾燥すると余計肌の調子が悪くなってしまうんですよね。

ところが今回は肌荒れしていません。劇的に美肌になったというわけではなくて、調子の良い状態のままで安定している感じです。ずっと調子がいいので「なんだか最近、調子がいいなー」と思っていたんですが、多分これは、食生活の変化が影響しているんではないだろうかと思うようになりました。

インターネットで調べると、日本語では「グルテンフリーで美肌になる」という情報がチラホラ見つかります。でも、ちょっと調べただけでは、本当にグルテンフリーが美肌に根拠があるかどうかは不明でした。もしかしたら、パンなどを食べる機会が減って和食中心の食生活になったことで、ニキビなどの原因になりやすい乳製品や脂肪分の摂取が減った結果かもしれません。



バンクーバーは外食でもグルテンフリーのメニューが選べるお店が多い

グルテンフリーのマフィンが買えるコーヒーショップもあります。
ところで、改めて意識してみると、バンクーバーにはグルテンフリーのメニューが選べるお店が多いことに気付きました。パスタを出しているお店でも「グルテンフリーパスタ選べます」とメニューに書いてあったりします。また、うちの近所のパスタ屋さんも、つい最近「グルテンフリーパスタも始めました」という看板を出していました。お客さんの要望が高いんでしょうね。バンクーバーに住む人たちは健康志向の強い人が多く、その点をジョークにされてしまう程ですが、やはりグルテンフリーに対する関心もとても高いみたいです。コーヒーショップでお茶していたら、お客さんが店員さんに「これはグルテンフリーですか?」と質問しているのが聞こえてきたこともあります。飲食店業界にとってはグルテンフリーの流行にどう対処するかが鍵になりそうだなーと考えさせられてしまいます。

ということで、次はグルテンフリーのメニューがある美味しいお店を紹介したいと思います。

30日間達成まで残りあとわずかですが、引き続きゆる〜くやっていきます。






2013/10/26

にわかサッカーファンの私が Whitecaps FC を応援する理由


明日はバンクーバーのサッカーチーム Whitecaps FC (ホワイトキャップス)の今シーズン最後の試合です。
ちょっとだけ迷っていましたが、スタジアムに行って応援することにしました。

そもそもシーズンも終盤近くなった9月頃まで、私はホワイトキャップスにさほど興味がなかったのですが、最近では夫との会話の25%くらいがホワイトキャップスの話題で占められています。一度スタジアムに足を運んで以来およそ2ヶ月間という短い期間で、かなりホワイトキャップスのファンになりました。

それまでは、たまにテレビやオンラインのストリーミングでサッカーを観ていたとはいえ「日本代表の試合は応援するけど、特定のクラブチームのファンではないし、Jリーグもよく知らない」という感じでした。国際試合以外はあまり興味がなく、日本代表のメンバーが多く所属しているブンデスリーガがちょっと気になるかなという程度、それもリーグとかチームに興味があるのではなくて個人のプレイヤーに関する興味です。

夫は10年以上自分でもサッカーをプレイしていた経験があり、サッカーを観るのも大好きで、YouTubeで有名な選手のスーパープレイ動画とか、有名なチームやJリーグの試合のハイライト動画とかをよく見ているようです。そんな夫に比べたら、私は本当のサッカー好きではなくて、いわゆるにわかサッカーファンです。

特にサッカーに詳しいわけでもない、にわかサッカーファンの私が、なぜホワイトキャップスのファンになったのか。思い当たる理由を書いてみたいと思います。

初めてスタジアムで応援したチームなので思い入れが強い

なぜホワイトキャップスが好きになったのか考えてみて最初に思いついた理由は、生まれて初めてスタジアムで応援したチームなので、ホワイトキャップスに対する思い入れが強いということです。

日本に住んでいたころ、プロ野球の試合は何度か行ったことがありましたが、サッカーの試合を観戦したことはありませんでした。
バンクーバーに越してきてすぐに、せっかく地元にチームがあるんだし応援に行ってみたいかなーとは思ったものの、ホワイトキャップスはそんなに強くないし、カナダで絶大な人気を誇るアイスホッケーと比べてサッカーはそこまで人気がない、という話をよく耳にしていたので、なんとなく実際に足を運ぶところまでは気持ちが盛り上がりませんでした。
実際に観戦に行こうと決めたのは、今年になって夫が地元の社会人サッカーチームに所属したり、私も夫と一緒に家でサッカーの動画をよく見るようになったりしたことで、少しずつサッカーに対する興味が強まった結果であって、ホワイトキャップスがどうしても観たかったわけではありませんでした。

初めて試合を観に行った時、まず心惹かれたのはスタジアムの大きさと美しさでした。特に、開閉式の天井や、その真ん中からつるされた大きな4面のスクリーンに、さすがオリンピックのために大金を投じて建設したスタジアムだけあると感心しました。
一歩足を踏み入れた瞬間「わぁ」と声が出たほどです。本当に。




ほぼ満席のスタジアムの響き渡る声援の中で観る試合は、テレビで観るのとは全く違いました。まず選手の足がとにかく速いです。テレビではそんなに速く見えないのですが、実際に見るとサッカー選手ってこんなに速く動いていたのかとびっくりしました。
初めて観戦した試合は、結果こそ引き分けだったものの、ホワイトキャップスの選手がゴールを決めた瞬間の客席の熱狂をその場で感じ、心がジーンと痺れてしまいました。

きっと、もっと強いリーグを観戦したことがあれば、ここまで感動しなかったと思います。

余談ですが...ホワイトキャップスのサッカーは、パスをつなげてゴールを狙う組織のサッカーではなく、ストライカーがガンガンにドリブルして前にあがってシュートを打ってゴール、という感じのサッカーです。選手の技術や組織力よりも個人個人の力に頼っているような印象を受けました。選手同士の接触(タックル?)も迫力があります。
よく、海外のチームに移籍した選手が「海外のリーグはフィジカルが強い」みたいなことを言っていますが、正直に言うと私は「フィジカルが強いサッカー」が具体的にどういうことを指しているのかイマイチ分かっていませんでした。しかし、ホワイトキャップスの試合を観て一目で「ああ、フィジカルってこういうことか」と思いました。

日本人選手が所属しているので親近感がある

現在MLSでプレイしている日本人選手は3名しかいませんが、なんとそのうちの2人がホワイトキャップスに所属しています。
その3人のうち、Jリーグ出身なのはホワイトキャップスの2人だけです。

1人は2012年に移籍してきたデイビッドソン純マーカス選手。

ファンの間では Jun Marques Davidsonの頭文字をとってJMDと呼ばれています。
守備型のMFで、Jリーグでは大宮アルディージャ、コンサドーレ札幌、アルビレックス新潟などに所属していました。2010年には、現在のホワイトキャップスの監督であるレニー監督の指揮のもとで、アメリカ2部リーグのノースカロライナ レイルホークスでプレイしていた経験があります。

もう1人は2013年に移籍した、同じくMFの小林大悟選手。
Jリーグをあまり知らない私はぴんときていませんでしたが、移籍発表直後には夫が「あの小林大悟がバンクーバーに来るなんて!」とエキサイトしていました。Jリーグではヴェルディ、大宮アルディージャ、清水エスパルスに在籍、ノルウェイやギリシャのリーグも経験しています。
ホワイトキャップスのユニフォームは"DAIGO"とファーストネーム表記ですが、ニュースなどでたまにKoba(Kobayashiを略してるらしい)と書かれていることもあります。

ところで両選手の評判はというと、実は結構微妙なところです。
JMD選手はもともと守備中心の選手なので、ガンガン前に出て得点を決める選手と比べたら目立たない存在です。今年の7月、試合開始後8分で相手チームの選手に頭突きをくらわせてレッドカードで退場になってしまい、それ以降、ファンの間で「JMDは必要なのか?」という議論が起こっているようです。何かとチームの不調をJMD選手のせいにするファンが多いというのがネタになって「(アイスホッケーのチームの)カナックスが2点目を取られたのはJMDのせいだ」という冗談を言う人もいたりします。「アウェイの試合ではJMD選手の守備にフォーカスしたプレイスタイルが必要だ」という意見もあって賛否両論です。

大悟選手に関しては、地元紙やファンの掲示板などでは、年俸が高いわりに期待通りの活躍ができていないという評判です。シーズンの終盤、4-3-3から4-4-2へフォーメーションが変わったところ、トップ下の大悟選手からフォワードのカクタ・マネー選手へのアシストが続いて、最近は好意的な記事もたくさん書かれています。これまで活躍できなかったのは監督の采配不足ではないかという意見も多いようです。

日本で社会人経験を積んだ後でバンクーバーに来て現地の企業で働いている私としては、同年代(大悟選手は同い年で、JMD選手は1つ年下ですね)で、Jリーグで経験を積んだ後、自分と同じくらいの時期にバンクーバーに渡って地元のチームで頑張っている2人に勝手な親近感を感じています。

正直な話、2人が来シーズンもチームに残るかどうかが今一番の私の心配事だと言えるほど気になっています。そもそも毎年どれくらい選手の入れ替えがあるのかわかりませんが、評判が微妙なだけに2人がチームからいなくなってしまう確率は結構高いかも、とかなり気をもんでいます。
明日の試合が見納めになってしまわないよう願っています。


ホワイトキャップスはカナダのサッカーの将来を変える?

ちょっとスケールの大きな話になりますが、ホワイトキャップスは将来のカナダのサッカーを変えることができるチームだと思っています。これはホワイトキャップスだけでなく、MLSに所属するトロントFCとモントリオールインパクツにも共通していると思います。


ホワイトキャップスの所属している MLSは、1993年設立と歴史も浅く、また、サッカー大国ではないアメリカとカナダのリーグであり、サッカーが盛んなヨーロッパに比べると当然レベルは違います。本当にサッカーそのものが好きだったら、MLSを観ても面白くないと思う人も多いかもしれません。

LAギャラクシーにはベッカム選手が所属していましたが、それまでは、いわゆる「世界のスター」級の選手はMLSにはいませんでした。それはMLSがサラリーキャップ制を導入しているからです。サラリーキャップ制とは、チームに所属する全選手の年俸を毎年一定の上限金額を設けて規制する制度です。選手の年俸として使える金額が決まっているので、高いお金でスター選手を連れてくるのが困難なのです。各チーム2名までは特別選手枠を使って高い年俸を払えることにはなっていますが、それでも一部の経済的に豊かなチームにスター選手が集中するということにはなりませんので、結果としてリーグのレベルが均衡化されることになります。リーグのレベルが均衡化されるということは、即ち勝ち続けるチームも、負け続けるチームもないということで、自分たちの地元チームがリーグ覇者になる可能性も大きく、より多くのファンを獲得しやすいということです。(やっぱり、ひいきのチームが勝つのは嬉しいですし、勝っているチームを応援したいですから。)より多くのファンを獲得すればするほど、リーグとしても成長できますし、サッカーというスポーツの人気も上がりますよね。

北米ではサッカーはそこまで人気のあるスポーツではありませんが、実は人気が成長中で、MLSもリーグとして成長しているようです。2012年の調査では、北米のプロスポーツリーグ動員数で、アメリカンフットボールのNFL、野球のMLBに次いでMLSが3位に輝いています。バスケットボールのNBAとアイスホッケーのNHLはサッカーに抜かれてしまいました。(参照:NBA and NHL Get the Boot: MLS Is the 3rd Most Attended Sports League in America )

アメリカでワールドカップが開催された時に子供だった世代が大人になっている頃ですので、当時ワールドカップを見てサッカーを始めた子供たちが、今では選手やサポーターになっているというケースが多いのではないかと思います。

日本も今でこそたくさんの選手がヨーロッパのリーグでプレイしていたり、アジアカップ優勝、ワールドカップ連続出場などを達成していますが、これもかつてJリーグに憧れてサッカーを始めた選手たちが育った結果であり、Jリーグが日本サッカーの振興に多大な影響を与えたからだと言うことができると思います。また、MLSもJリーグのように北米のサッカー振興に大きな影響を与えるだろうと思います。


ところでMLSはアメリカとカナダという移民が多い2カ国のチームから形成されるリーグのため、外国人枠に関して面白いシステムが導入されています。
外国人選手は1チームにつき9名からスタートですが、他チームとトレードが可能になっています。また、アメリカのチームはアメリカ国籍/永住権所有者はドメスティック選手とみなされますが、カナダのチームではカナダ国籍/永住権所有者のみならずアメリカ国籍/永住権所有者もドメスティック扱いになります。ただしカナダのチームには最低でも3名はカナダ出身の選手が在籍していなくてはいけないという決まりになっています。
ホワイトキャップスも今のところカナダ出身の選手が3名ギリギリしかいません。ちなみにJMD選手はアメリカ国籍を所有しているので、ホワイトキャップスではドメスティックの扱いになっています。
アメリカの選手がカナダでドメスティック扱いになるのは、MLBがアメリカで始まったリーグで、カナダのチームがリーグに加入したのはここ数年のことなので、まだカナダ出身の選手があまりリーグにいないためだと思われます。

今はまだホワイトキャップスにはカナダ出身の選手は少ないですが、これから10年、20年先に、ホワイトキャップスのユース出身の選手がチームのトップ選手として試合で活躍したり、カナダ代表チームに選出されたりするのを見ることができるだろうと思います。ホワイトキャップスは、サッカー後進国と言われるアメリカやカナダのサッカーの将来に大きな影響を与えることができるチームになるはずです。


ということで、なんだか力が入って長くなってしまいましたが、以上が私がホワイトキャップスを応援する理由です。
明日はスタジアムで思い切り楽しんでこようと思います。

それでは。