2014/05/13

ハーフマラソンで去年より20分タイムを縮めることができました

久しぶりのブログになってしまいました。

今年の抱負のひとつに、「去年より良いタイムでハーフマラソンを走る」というのを掲げていましたが、抱負の通りに、5月4日に開催されたバンクーバーマラソンのハーフマラソンの部で、なんと去年のタイムよりも20分も速くゴールすることができました。今日はそのことについて少し書きたいと思います。


体系だったトレーニングの効果
タイムを縮めることができた一番の理由は、自己流ではなく体系だったトレーニングを行ったということだと思います。去年のトレーニングは、長距離走をするだけというシンプルなものでした。しかも走っていたのは週末のみでした。今年は、ランニングルームというカナダのランニング用品店が開催しているトレーニングプログラムに参加し、週5回トレーニングを行いました。長距離走だけでなく、坂道トレーニングやトレイルラン、ピッチ走など、走るコースやペースも色々あり、とても充実したトレーニングでした。1月からトレーニングを始めて、3月と4月は月間走行距離が100kmを超えるという「これってちょっと本格的なランナーなんじゃないの?」と思えるレベルまで走り込みました。私は子供の頃から運動が、特に走ることが苦手で大嫌いだったのですが、ここまで来ると完全に苦手を克服できたんじゃないかなーと思います。


雨も功を奏した
レース当日は雨で少し寒かったのも、タイムを縮めるのに役立ったように思います。
去年は天気が良く、景色を楽しみながら走ることができましたが、暑くて暑くて後半はかなりバテていました。やはりみんな暑かったのか、後半の給水所で水がなくなってしまっていたのも辛かったです。今年は雨で靴や顔が濡れて走りにくかったという面がありましたが、それでも暑いよりは大分マシでした。走っていると身体が熱くなって、暑い日はかなり体力を消耗してしまうので、雨が身体を冷やしてくれた今年は私にとってはすごく走りやすかったです。


声援が力になった
レース当日、背中に「KAGAWA 10」と書いてあるサッカー日本代表のユニフォームを着て走りました。最初は私の衣装に気付く人なんていないんじゃないのかな〜、と思っていたのですが、イングリッシュベイ周辺に HIS の「のぼり」をかかげた方々がたくさんいらっしゃって、ユニフォームを着ていたおかげで、皆さんに日本語で「がんばれー!」と声をかけていただきました。他にも沿道で応援してくださっている日本の方からたくさん声をかけてもらい、本当に力になりました。また、走っている最中に他のランナーから「香川似合ってますね!」と日本語で話しかけられたのも嬉しかったです。去年は初めてのハーフマラソンで緊張していたこともあって、あまり沿道の声援に意識を向ける余裕がありませんでしたが、今年は沿道の声援が本当に嬉しかったですし、より「頑張って走ろう」という気持ちになれました。


ゴール直前に考えたこと
18km地点では既に自分が目標タイムよりも速く完走できることがわかっていました。
その時は、嬉しかったと同時に「ゴールしたら終わってしまうんだな」と少し残念にも思いました。今年はレースに向けて去年よりも真剣にトレーニングしていたこともあって、自分にとってのレースはレース当日だけではなく、トレーニング開始の1月から始まってずーっと続いていたように思います。1月から、本番のレースを終えるまでの全てが、私にとってのバンクーバーマラソンでした。
ゴールラインが見えた瞬間には、4ヶ月間行ってきたトレーニングを思い出し、感極まってちょっと涙が出そうになりました。そこで泣いてる場合じゃない!と思い直し、ゴール直前の100メートルはダッシュで走り抜きました。

自分が自分でやると決めたことをやり抜いて、自分で設定した目標を達成する。意思の弱い私は、そんなこと今までに数えるほどしかできたことがありません。自分でやり抜くことができたという経験は、今後の自分の人生においても貴重な経験であり続けるだろうと思います。


そして、以前から今年のハーフマラソンの結果を経て考えようと思っていたのですが、来年はフルマラソンを目指すことにしました。おそらく同じバンクーバーマラソンのフルマラソンの部に出場することになると思います。
フルマラソンを完走した人というのは、地球上の人口のうち1%しかいないそうです。そのたった1%に自分が入れるよう、来年の5月に向けて頑張りたいと思います。


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