6/7、8 の2日間 PNE で開催された Vancouver Mini Maker Faire というイベントに、夫 chimanaco が制作に関わったインスタレーション「Moshimoshi」を見に行ってきました。
中心に雲の形をした白いオブジェがあり、その周りに6つの空き缶が設置され、空き缶と雲が紐状の LED で接続されています。
作品の名前 Moshimoshi はもちろん日本語の「もしもし」からきています。
出展応募用紙に作品名を記入する際にたまたま私が居合わせていて「もしもしにしたらー?」と言ってみたらそれがそのまま採用されました。
糸電話に発想を得た作品で、空き缶の中にはマイクが設置してあり、マイクに向かって話しかけると、音に反応して LED の色が変わります。糸の振動で音が伝わる糸電話のように、Moshimoshi では、光が空き缶から雲へと伝わっていく様子を見ることができます。
自分の声で光が変化するというインタラクティブな仕組みで、特に小さな子どもたちに人気がありました。空き缶はマイクスタンドに設置されているので、高さを自由に調節することができます。
Maker Faire とは、Make: という工作や DIY の雑誌を発行している Maker Media Inc が主催する DIY のイベントです。2006年にカリフォルニアで始まり、今では東京も含む世界の様々な都市で開催されています。
バンクーバーで行われたのは Mini Maker Faire という、Maker Faire のラインセンスを取得してインディペンデントに開催することができるイベントです。Maker Faire と Mini Maker Faire は、TED と TEDx のような関係でしょうか。
私が行ったのは2日目の会場が閉まる2時間ほど前だったこともあって、比較的空いていました。クラフト系よりもメディアアート系の出展者の方が多かったように思います。また、流行ものということで 3D プリンタの出展が多かったです。
当日の会場の様子など、写真をいくつか Flickr にアップしました。また、のちほど自分が気になった展示のレポートを更新したいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿